秘密の陰陽師 【弐】
見守り隊って…ちょっと可愛いな
私は思わずふふっと笑ってしまった
「なんだよ文句あんのか」
舜は私を睨む
「ううんっないよ」
私はそう答えた
「へぇーっ見守り隊か〜!
自分らえらいかっこええなぁ
俺も憧れるわぁ」
なんてそういう彼は
笑った時にエクボができて
すっごーく可愛かった
「あっここですよ」
話しているうちにお目当の住所についた
「そうそう!ここや!
ここ俺の借りてるマンションや〜!」
「よかったです。
夜は危ないので
なるべく散歩は控えてくださいね?」
舜はそう言う
「うんうんそうするわ。
ほんまかんにんな!
2人ともありがとうやで!ほな!」
「はい、ではお休みなさい」
私達はそう言ってお別れをした