秘密の陰陽師 【弐】
「葵…お願いだから寝てくれ」
もう俺も我慢できなくなる
すると葵が突然グスッという
…泣いてるのか?
「舜…私…魅力ない?
私に触れたいともおもわない…?」
あぁダメだ…もう限界だ
そこまで見せられて我慢できるほど
俺はできていない
「なぁ葵、俺がどれだけ我慢してるか
お前分からないだろ?」
へ…?と葵は間抜けな顔をする
「天然な小悪魔だね葵は」
「ん〜?」
なんて間抜けな顔をしている葵を抱きしめた
この夜なにがあったかは…
俺たちだけの秘密だ。
俺は幸せな眠りについた。
とだけでも言っておこうか…