秘密の陰陽師 【弐】
「どう言うことだよ…」
舜がそう聞く
「あぁ俺な?妖使いの人間なんや。
俺の血筋は妖使いの血族や」
妖使いって言うのは
お札などから自分の仲間の妖を召喚して
その妖に命令して戦いをする
その力は私たち陰陽師と張るぐらいのもの。
私たち陰陽師と戦い方は似てはいないが
その目的は一緒で地域の平和を守ること
でも…その血族は滅びたはずじゃ…
「多分2人も知ってると思うけど
俺たちは滅んだ血族や。
でも妖使い血族は滅びる前に
1人の子供を残してたんや
それが…俺っちゅう訳や」
突然のことに私も舜も
言葉が出てこない