秘密の陰陽師 【弐】

そして彼は続ける



「俺は京都で隠すように育てたれてきた。
2年前まで外の世界を知らんかったんや。
俺は理由も知らないまま戦って来た
ただ逃げたいが為に必死に戦って来た。
俺はこんな力欲しくもなんともないんや
俺はただ…楽しく自由に
暮らしたいだけなんや…
関西におる俺の親戚は
金は送るから関東に出てくれって俺に言ったんや、こんな恐ろしい力持った奴
そばに置いときたくないんやろうな…」


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