秘密の陰陽師 【弐】


私は家に帰り



ベットに横になる


目を瞑り考える



妖使いの一族
隠されて育ててこられたと言うことは
きっと拓海は壮大な力を持つのだろう



私は陰陽師一族を裏切ることになる



本当にいいのか…



それでも私は…



拓海を助けたいんだ
あの時に拓海がみせた涙
そして笑顔。全てに嘘はないように見えた



私は1人の人間として




拓海を絶対に守る




そう決めたんだ

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