秘密の陰陽師 【弐】


授業が終わりHRも終わると同時に
俺たちの部屋に拓海が入って来た



そして





「舜行くで」




「あぁ」





そう言って俺たちはすぐ葵の病室に向かった







今日も変わらず葵は眠り続ける






俺たちは葵が帰って来てくれるのを
信じて待つしないんだ







病室に着くと
葵のお母さんがいた






「あら…舜くんと拓海くん…ね?」




俺たちに気づいて元気なく微笑む
葵のお母さん

< 320 / 336 >

この作品をシェア

pagetop