秘密の陰陽師 【弐】



─────ギュ…





もう一度彼女が手を握ってくれた





「あおいっ!!!!」




「あおい!あおい!」




どうやら拓海も気づいたみたいだ






「あおい!!!!!!!!」






俺の目からは涙が溢れる








「あおっい…っ」












すると彼女は














うっすらと















目を開けた

















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