秘密の陰陽師 【弐】
私は幼い頃から数え切れないほど習い事や勉強はやってきたんだけど、お爺ちゃんからの指摘でテストなどは実力の半分しか出さないないように、と中学の時から言われてきた
力を出して怪しまれないよう勉強も真ん中、
運動も真ん中の学校では平均の地味子で生活している
でもさすがにしばらく授業に出てないしやばいかな
どうしようかな?
うーんと悩んでいると
「今日から俺が勉強教えてやる」
舜がそう言った
私はバッと顔を上げて舜を見る
「え…いいの?!」
「あぁ…その代わり…
間違えたら…分かってるよね?葵ちゃん」