~孤独な姫の結末は〜【大幅修正しました。】
あ、あたしの学校での格好は





明るい茶色でセミロングのウィッグ





黒のカラコン(度なし)





黒に藍色のチェックの入ったリボンとスカート、白のブラウス





まぁまぁ可愛い制服だなぁと思う。





………………………




教室にいても気分が悪いから理事長室でも行こう。





ガタッと、窓側の一番後ろといういい席から立ち、教室を出た。





その時も視線が凄かったのは言うまでもない。





………………………





ガチャッ





「れーーい!」





理事長室のドアを開けると、理事長(仮)の奴がいきなり抱きついてこようとした。





思いっきり腹蹴ったけどね。





__ドスッ





「ヴッ」





『寝る。』





「澪酷いよ〜。」





『聞いてなかった?寝る。』





このへタレ理事長は





金城湊-kinzyou minato-。
36歳という若さでこの不良校の理事長となった、結構すごいやつ。
あたしと湊は昔からずっと一緒にいた。
この学校で、唯一あたしの味方。










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