24歳、恋愛処女
「……私、調理室の準備してきます」
「うん。
二村さん、お願いね」
逃げるように調理室に入りドアを閉めると、はぁーっ、大きなため息が出た。
そのままずるずると座り込み、膝を抱える。
……だから。
男が絡むと嫌なんだ。
ちょっとイケメンがいると、ほかの人間蹴落としてでも手に入れようとして。
しかも、本人の気持ちはぜんぜん考えなくて。
ああいうの、ほんと嫌い。
最低だ。
私も同じ人間だって思われてそうで、嫌。
あ、でも、事情が事情だけど、ふたりともと付き合ってる私は、否定できないかも……。
ああもう、ここのところうじうじ悩んでばかりで私らしくない。
仕事は仕事!
プライベートはプライベート!
切り替えて、ちゃんとしなきゃ!
「うん。
二村さん、お願いね」
逃げるように調理室に入りドアを閉めると、はぁーっ、大きなため息が出た。
そのままずるずると座り込み、膝を抱える。
……だから。
男が絡むと嫌なんだ。
ちょっとイケメンがいると、ほかの人間蹴落としてでも手に入れようとして。
しかも、本人の気持ちはぜんぜん考えなくて。
ああいうの、ほんと嫌い。
最低だ。
私も同じ人間だって思われてそうで、嫌。
あ、でも、事情が事情だけど、ふたりともと付き合ってる私は、否定できないかも……。
ああもう、ここのところうじうじ悩んでばかりで私らしくない。
仕事は仕事!
プライベートはプライベート!
切り替えて、ちゃんとしなきゃ!