君が信じてくれたから
綺「いや、やめてあげて。」

透「冗談だよ。じょーだん。」

ホントか?

あ、ピアスの穴確認するの忘れてた。

再びじーっと……ではなく、今度はチラッと見た。

よし、あいてる。

綺「透哉、あそこ行こ。」

私が指さしたのはアクセサリーショップ。

透「いーよー。」

透哉は空いてる左手で丸を作った。

よしっ。
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