君が信じてくれたから
第3章 秘密
私は…実はこういう者なんです。
色々ありまして、マイホームに着いたわけなんですが…。
じっーー…。
めっちゃ怖い!
すっげえ見られてる!
うぅっ…。
透「それで?綺羅、デートが中止になっちゃったけど…どーする?」
嗚呼、お怒りのご様子……。
綺「それについては…責任持って何でもします……。」
透「まー、それもそーだけど……綺羅は話したくない?」
あ、そっちね。
綺「んー…透哉にだったら話してもいいかな。」
透「無理はしなくていいからね?」
綺「無理はしてないよ。もう大分前のことだし。」
そう、私の過去の話。
それから私の立場とか正体とか。