君が信じてくれたから
來「おい…てめぇ綺羅を傷つけたらしいなぁ?」
司「そっちこそ綺羅を拐ったらしいじゃねえか。あぁ?」
あーもー、あー!
最悪だぁー!ガラ悪すぎでしょ!
綺「紗彩ちゃん…帰ろっか。」
紗「え…でも…いいの?」
綺「いいよいいよ。ほっとこ。絶対長くなるし…めんどくさい。」
まぁ、8割がた後者だけど。
紗「い、いいのかなぁ…?」
紗彩ちゃんがこんなにも心配する理由…それは紗彩ちゃんが優しいってのもあるけど少し離れたところで
司「ぶん殴るぞ、てめぇ。」
來「はんっ!てめぇなんかボッコボコだわ!全国1なんか関係ねぇし。」
なーんて会話が起こっているから。
物騒な連中だ。
…この状況、私しか止める者はいないらしい。
仕方ない。早く帰るためにも一肌脱ぎますか。