君が信じてくれたから
綺「ヤッバ。いつの間にこんな時間になってたんだ。」
透哉と話してると楽しくて時間が過ぎるのを忘れてしまう。
綺「あ、そういえば透哉、授業サボっちゃって大丈夫だった?」
透「余裕余裕☆」
じゃーいっか。
でも、転校初日にサボるってどうよ?
いや、話してたのは私だけどさ。
綺「じゃ、透哉は購買か食堂行きな。お腹空いたでしょう?」
透「…………?綺羅は行かないの?」
行けないよ。私と一緒に居たらいろんな目で見られる。
憎悪、怒り、軽蔑、嫉妬………。
そんなのに巻き込みたくない。