獣共に愛されて
琉「それにしても、お前も大変だな…。」

……何が?

私が首を傾げると琉生は察したように答えてくれた。

琉「や、星雲に送り込んだ理由が『面白そう』なんだろ?」

あー、その事か。

美「いーよ。もう慣れてるし。それに、行かないとお母さんに殺されるからね。」

琉「まー、頑張れよ。理央くん?」

そう言った琉生の顔がムカついたので軽く殴った。

琉「いてっ。まー、怒んなよ。そうだ!今担任呼ぶわ。」

あ、忘れてた。

ピンポンパンポーン

琉「あーあー。えー、井上先生。10秒以内に理事長室に。来ないと、あの事バラしちゃうぞ☆」

その呼び方は可哀想……。

ーーーダダダダッ…ガチャ!

典「おい!琉生!あの呼び方辞めろっつってんだろ!」
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