獣共に愛されて
美「久しぶりだね!ふみ君!」

典「おぅ!でも、なんで星雲に?」

あー……。

美「なんか、お母さんが面白そうだからって…。」

それを聞いたふみ君は同情したような目で私の肩に手を置いた。

いや、そんな同情要らんし。

美「それより、私のクラスは?」

私の質問に琉生が答える。

琉「1-Sだぞ。Sクラスは容姿端麗、頭脳明晰、運動神経抜群、族の幹部以上のどれかが当てはまってる奴が入る。」

美「ふーん。じゃあ、私は頭脳で入るんだよね?」

容姿は有り得ないし…運動もそこそこだし…劉牙の事はバレちゃいけないし……。

琉「あぁ、そうだな。(ホントは全部当てはまってるんだけどな……。)」

美「分かった。ふみ君、行こ。」

典「おー。」

琉「たまには遊びに来てねー!」

美「ハイハイ。」
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