獣共に愛されて
美「廉斗……マジムカつく。ぜってぇ勝つから。」

少しムッとしながら言うと

廉「ま、頑張れば?」

とか言ってきやがった。

こ、コイツ……人のことを舐め腐ってやがる……!

いーもん!勝つし!

楓「もー!2人ともまだー!?」

美「ゴメンゴメーン!」

主に廉斗のせいだからね!決して私が挑発に乗ったせいではない!

楓のもとに走っていくと楓が可愛らしい笑顔で待っててくれた。

楓「もー。遅いよっ。早く早く!」

かわええなぁ……。

体育の先生「そろそろ始めっぞー。」

あ、もう?

楓「理央!一緒に走ろっ!」

美「いーよー。あ、あともう1人誰か呼ぼ?」

楓「そーだねー。あ、レン!一緒に走んなーい?」

廉「…あぁ。…泣くなよ?」

廉斗は意地悪そうな顔をしてこちらを見てきた。

美「泣かねーよ。てか、なんで廉斗が勝つ前提?」

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