獣共に愛されて
美「セーンセ。さすがに竹中君が可哀想だと思います。」

勘違いババァは少し目を見開き、またいつもの顔で私に問い掛けてくる。

先「どういう事ぉ~?美桜さん?」

言っちゃっていいのかな?

ま、いっか。

美「だって、その問題…高校3年生で習うやつですよね?」

先「な、何言ってるのぉ?」

動揺してやがる。ぷぷぷっ。

もう一押しするか。

美「いや、だからその問題。解けっていう方が無理な話ですよ。しかも、正答率0.01%のだし。」

まぁ?その0.01%って私なんだけどね☆

先「ち、違うわよぉ。」

いや違わねぇだろ。

なかなか認めない勘違いババァにイライラしてきた。
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