空に咲く花とキミを
「……!」
ふと目が合った城間くんが笑顔になるーーーそれは、あたしだけに向けられた笑顔で、何だか顔が熱くなってきた。
「ねぇ華、飲み会いつやるよ?」
「それなんだけど大崎さん、彼氏の許可がもらえるかわかんなくて…。」
あたしは正直に答えた。
「じゃあ彼氏も連れて来れば?」
「無理!それは無理!」
あたしは首をぶんぶん振って、全力で否定した。
直くんを連れて行くだなんて冗談じゃない、考えただけでも恐ろしい。
「じゃあどうすんのさ?田村がガッカリするぞ〜。」
「何で田村くん?」
「さぁね。あ、そろそろラジオ体操始まるから僕行くわ。」
「あ、ずるーい!教えてくださいよー!」
はぐらかしたまま職場へ向かう大崎さんの背中に声を投げたけど、大崎さんはあたしに背中を向けたまま、手を振って行ってしまった。
「田村くん、華さんに気があるんじゃないかな。」
「え?」
ふと目が合った城間くんが笑顔になるーーーそれは、あたしだけに向けられた笑顔で、何だか顔が熱くなってきた。
「ねぇ華、飲み会いつやるよ?」
「それなんだけど大崎さん、彼氏の許可がもらえるかわかんなくて…。」
あたしは正直に答えた。
「じゃあ彼氏も連れて来れば?」
「無理!それは無理!」
あたしは首をぶんぶん振って、全力で否定した。
直くんを連れて行くだなんて冗談じゃない、考えただけでも恐ろしい。
「じゃあどうすんのさ?田村がガッカリするぞ〜。」
「何で田村くん?」
「さぁね。あ、そろそろラジオ体操始まるから僕行くわ。」
「あ、ずるーい!教えてくださいよー!」
はぐらかしたまま職場へ向かう大崎さんの背中に声を投げたけど、大崎さんはあたしに背中を向けたまま、手を振って行ってしまった。
「田村くん、華さんに気があるんじゃないかな。」
「え?」