そのキスで、覚えさせて







遥希はそんな調子だったけど、相変わらずスランプからは抜け出せられないみたいだった。

そうこうしているうちに、公演日がすぐそこまで迫っていた。

相変わらず遥希は忙しくて、すれ違いの日々。






公演日にアクロバットが出来るようになる。

そんなドラマみたいな奇跡を、あたしは祈っている。



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