【完】天使くん!これは友情ですか?恋ですか!?
春真くんのことは好き。多分、友達以上の感情を向けている。でも、まだ薄い。
男子の友達がずっと欲しかった。
私のこの欲は、恋愛感情を隠してしまってる。だから、告白されることが今は辛い。
例え、春真くんに言われても同じことをしたかもしれない。
私はまだ、恋愛が出来ない。
「オレ、泣かせるようなこと言ったか?」
「私……」
目をこすれば、涙が私の手を濡らした。
「ごめんなさい」
何に謝ったんだろう、私。
「ごめん……」
胸が苦しい。
胸が痛い。
胸が熱くて……。
涙が止まらなくなった。