喋らない月
和音「なら、俺達と一緒にいろよ
ひとりでいても楽しくないだろ?」
圭「そうですね、僕達もふたりじゃ寂しいですし」
勝手に、、、
結月『好きにすれば?』
別に、いつか飽きるに決まってるわ
和音「1個、質問いいか?」
結月『なによ』
和音「声が出せなくなったって言ってたけど
いつからなんだ?」
、、、いつからだったかしら?
最後に話したことは覚えているのに
あまり声をだしていなかったら
気づいたら話し方を忘れていた
結月『よく、、、覚えてないわ』
圭「小さい頃は、話をしていたんですよね?
病気的な何かですか?」
んー、、、病院とか行ってないから詳しく原因なんて知らないのよね
きっかけは、あれだと思うけど
結月『ストレスとかじゃない?』
なんて適当に言ってみる
和音「あのさ、結月って俺達のこと知らねーのか?」
結月『空龍の総長、副総長って事かしら?』
圭「結月さん、知っていたんですね」