禁断の契約論
「まぁ、4人ともそんなに点数も悪くないし大丈夫よね!」
『はいっ多分。』
「それじゃあ、次の授業の準備をしておいてね。」
「はーい!」
先生達は教室から出ていった。
「ねぇねぇ、2人とも!今日私達の部屋に来て色々語らない?」
「私は別に行ってあげてもいいけど?」
「妃奈…素直に行きたいって言ってあげなよ…。朱花音すごく楽しみにしてていたんだから。」
「佳凜は?」
「え、あ、妃奈ちゃんが行くなら私も行くよ。部屋に1人は嫌だし…!」
「じゃあ決まりね!」
「それじゃあ帰りは朱花音達の部屋に集合ってことで。」
「それより英語勉強しなきゃね…」
「そうね…。正直私すっかり忘れていたわ…」
「妃奈ちゃんはいつも通りちゃんと勉強してるもんね…。」
「と、当然でしょ!」
「はいはい。あの様子じゃ全くしてないわね。」
「あはは…」
それから授業が始まり英語の小テストを行った。
「皆結果どうだった?」
「私は満点だった〜」
「流石友乃だね。」
「私も満点だったよ〜!」
「お、佳凜も?」
「朱花音ちゃんは??」
「1問、間違えたぁー!」
「あらあら、でも大丈夫よ1問なら。」
「妃奈ちゃんは?」
「私も1問、間違えただけだしな…め、珍しいこともあるもんだ!」
「……。」
「なんで黙るのよーっ!!」
「あはは、ごめんごめん!次の授業って確か数学やね!移動しなきゃ!」
「行こ!」