禁断の契約論


「……何…言ってるの…?」


「でも、俺は朱花音に危害を加えることは無い。絶対に」


「遙輝。」


「これから俺がすることは…元の世界に帰ったら朱花音の記憶から消える。だから…」



私の方を掴んで…




「大丈夫だから」





「………っっ」





血を吸った。
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