チビ王子とデカ姫
「あっ……
そう言う意味じゃなくて
子供出来たら
瑠花が忙しくなる
じゃん!?
俺…我慢出来るか
分かんねぇもん…
もしかしたら
自分の子供に
嫉妬するかも
しんないし…
…って
ここまで言えば
分かるだろ!?」
「恵介クン
顔真っ赤(笑)」
っ!
なんか最近
俺Mぽくなってる
気がする…
「っせぇな!!
もぅ瑠花と
シてやんない!!
他の奴としよっと♪」
「えっ!」
オドオドし始める瑠花
俺はケータイを
取り出して電話をかけた
ふりをした
「あっ!もし?
そう!イケメン
恵介クンだけど(笑)」
ぐぃっ!
「うぉっ!」
瑠花は何とか
電話をさせない為に
俺の腕を引っ張った
ぐらっ
そのせいで
机の方に倒れかけた
「きゃ!」
「危なっ!」
俺は瑠花を抱き抱えて
守った
ガシャン!
「けぇすけ!?」
龍珠夢達が気付いた
「ってぇ…」
「けぇすけクン!(泣)」
もぅ既に
泣きそうな瑠花
「泣くなよ~
守った意味ねぇじゃん」