チビ王子とデカ姫


俺の向かった場所は……


“保健室”


ガチャ…

「恵クン!
会いたかったぁ!」


ギュッ!


「離れろよ
ウザイから」


「今日の恵クン…
冷たい」


顔を膨らませて
俺を見るのは
俺の学校の
保健の先公


保健の先公って
言っても保健室に
いるだけ


「恵クン脱がせて」


俺はベッドに座った


「俺
もーそういう事
しないから
惇樹(アツキ)にでも
頼んだら?」


「えーっ!なんで?」

「言わない」


そんだけ言うと
俺は立って出て
行こうとした



「なんでよぉ
あたし以外に
ターゲット
見つけたの?」


ターゲットか…


「あぁまぁな
お前は簡単すぎた」



「分かったわ
惇樹クンに相手して
もらう」

「じゃぁな」


ガチャッ


「!ビビんだろ!」


そこに立って
いたのは
次のターゲット
瑠花だ



「図書館って
どこにあるか
知ってるますか?
早く来たから暇で」


図書館?
俺もいこっかなぁ


エロ本あるし



「いいよ教えてやる」




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