チビ王子とデカ姫
「はぁい!
早く席座れよぉ!」
その声とともに
教室に入って来た
担任の先公
「先生ぇ!
転入生はぁ?」
「はいはい…
おし!じゃぁ
入ってくれ!」
ガラガラ
「どうも
初めまして!
涼桜綺 響祐です!」
んぁ?
すずおききょうすけ?
って…
「テメーかぁ!」
ガタッ
俺の椅子が
ぶっ倒れた
「なにが
テメーなんだ?」
呆れたように
話す先公
「こいつ瑠花に
手ぇ出した奴だって!!」
「瑠花?
あぁ!君が
瑠花の彼氏?」
「瑠花の名前を
気安く呼ぶんじゃねぇ!
ぶっ飛ばすぞ!」