チビ王子とデカ姫


「ちょっ!

恵介!」


俺を止めようと
する瑠花


「ふぅん……


まぁまぁ
カッコいいんじゃない?

でも瑠花には
ふさわしくないね」



余裕の顔で
そう言う
言い放つ涼桜綺


「んだとっ!!!


意味わかんねぇ事
言ってんじゃねぇよ!

誰が瑠花に
ふさわしくねぇって!?」


「ふん

そんな短気の奴に
瑠花は似合わないって
言ってんの

けぇすけクン♪」



俺はゆっくり
涼桜綺に近付いた


「ん?何?」


バコッ!!!


「っつぅ!!」


俺は涼桜綺の頬を
ぶん殴った


普通に
ぶっ飛ばされる涼桜綺




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