チビ王子とデカ姫


「はい!恵介クン♪」




―――バイト先―――

「恵介!!瑠花も!!
あんた達遅い!」

「マジでごめんって!
今日はちゃんとやるから
なっ?瑠花」

「へ?あっはい!
恵介クンに
迷惑かけないように
頑張ります!」


「恵介クン?
いつから
そんな関係に…?
まぁいわ
ちゃんと働くのよ?」


「OK!
行くぞ瑠花!」


「はい!」


ギュッ


え?

今瑠花から
手握って来た?


「ヒューヒュー♪
仲いいねぇ!
恵介クン♪」


「召!サッサと動け!」


「はぁぁい♪」



ガラガラッ!


「「「「らっしゃい
ませぇ!」」」」



「けぇすけっ♪
ハッロォ♪」


「あ?あぁ…咲か…」

「何よそれぇ!
ヒドくない?」


「はいはい
でいつものでいい?」


そう言った時だった

グイッ

咲は俺の付けている

ネクタイを引っ張った

「わぉっ!」


いきなり引っ張られて
よろける俺


「今日は
恵介を食べたいなぁ」


「は?
意味分かんねぇから」


チュッ…


咲は俺にキスをした

「メガネかけてない
恵介久し振りに
見たなぁ
Hの時はかけない
もんね恵介は♪」

「何?
誘ってんの?咲」


「恵介…今日シよ?」


その時だった


「恵介!

こっち来て!」






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