チビ王子とデカ姫
今日も仲良く登校
「けぇすけっ♪
おはよっ!」
どさっ!
そう言いながら
俺に抱き付いたのは
龍珠夢だ
「朝っぱらから
ウザイ」
「おはよう
ございます…」
瑠花の存在に
気付いた龍珠夢は
不思議そうな顔をして
「んー
君さぁ
もっと前髪上げたら?
あとメイクしてる?」
「メイク…ですか?
してないです」
「ふぅん
にしては綺麗だね!」
すると龍珠夢は
瑠花の頬に触れた
ビクッ!
「んー?
どうしたの?
その反応…
もしかして
恵介って
手ぇ出してねぇの?」