チビ王子とデカ姫


「いい!
サボる!」


「えっ!
サボるって…」


俺は瑠花の話を
無視して引っ張った


「あのー
どこ行くんですか?」


「ん?ここ」


着いた場所は
俺の家だった


「ここって…」


家の鍵を開ける


「俺ん家」


「恵介クンの家ですか?」



「うん

早く入れよ」


「はい…」


俺の後に付いて
来る瑠花


『ワンワンッ!』


「キャァ!犬だぁ!
可愛い~!」


リュカ(チワワ)を見て、騒ぎ始める瑠花










< 27 / 138 >

この作品をシェア

pagetop