チビ王子とデカ姫
「ヤだ止めない」
俺は首筋に
キスをした
「…ッアッ!ヤッ……!」
俺は瑠花にキスをした
「…ッハァ…ンッ!」
いい感じに
なってんじゃん!?
そう確信した俺は
キスしている唇を
少し離す
「やめて
千葉く…!」
狙い通り
離した途端
喋り出した瑠花の中に
舌を入れる
「……ンンッ!
ハァッ………アッ…」
長い長いキス
俺は慣れてるけど
瑠花には少し
早かったようだ
「…ンンッ…
…チバ…クン……
……クルッ…シィ……」
「しゃーねぇなぁ」
そう言いながら
唇を離す
「瑠花!帰んぞ!」
……
返事がない
どーしたんだ?
振り返ると
顔を真っ赤にした
瑠花がいた
「瑠花?大丈夫か?」
「……」
んー
なんかヤバい
感じだなぁ
「る~かっ!
もしかして
初めて……だった?」
……コクン…
瑠花は首を縦にふった
「俺とのキス
ヤだった?」
……
少し考えて瑠花は
首を横にふった
「…ヤじゃなかった」
「そっか
なら良かった!」
瑠花の髪を
クシャクシャして
瑠花を立たせた
「ん
行くぞ」