ゆるゆる学校生活
「こんなことして良いんですか?」



「ん?何、今更怖くなった?」



「私が先生や警察に行ったらあなた達はどうなるんでしょう?まぁまず大学の推薦は無いでしょうね」



護身術が使えないなら、もう口しか残ってない。


だけど相手がそれで怒ったらもう為す術がないので慎重に言葉を選ぶ必要がある。



「私はあなた達が罰を受けるのならば最後までヤられたとしても躊躇せずに言いますよ。私も周りからは良い目で見られないでしょうがあくまで被害者。進路には関係ないでしょうから」



これは事実だった。


相手が絶望を味わうためなら自分がどうなろうと知ったこっちゃない。


こういう相手って1番めんどくさいよね。

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