こんなにも君が好き
彩香の手をつなぐ。

「誕生日、おめでとう。」


「ありがとう。」


本当に嬉しそうに彩香が言う。


花火に照らされた顔に、


やっぱり好きだと思う。


「お前、なんでそんなにかわいいの?」


「そうこと普通に言わないで。照れる。」


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