こんなにも君が好き
6、直人side
彩香が漢字のワークを出す。

集中しているオーラが、すごい。

俺はとりあえず数学かな...

彩香、数学得意だから、教えてくれるって。


注文した飲み物がきた。

コイツ、カフェ来たのにコーヒー飲めないのか。

まあ、甘いのが好きなとこも可愛いけど。

ひとくちすすって、彩香が顔を上げる。

「おいしいよ? 飲む?」

思わず声に出してしまう。

「そ、それは、か、間接、き、、」

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