こんなにも君が好き
カフェに来てからもう2時間くらい経った。

私はため息をついてワークをしまった。

「帰る?」

平坦な声がとなりから聞こえる。

無言で頷くと

直人も片付けて立ち上がった。


「ありがとうございました。」

店員さんの明るい声が聞こえる。

黙って頭を下げて外に出た。
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