こんなにも君が好き
「ごめん。ありがと。もう大丈夫だよ。」

その声にハッとして、

手を離した。







まだ、彩香の温もりが残っている。

明日、また、話せるかな。


中学生のころに抱いていた思いが、

また、こみ上げてきていた。


< 76 / 107 >

この作品をシェア

pagetop