婚約指輪
玄関まで見送りに行く。

みんなはもう奥に戻ったけど。

私は里乃に思い切って声をかけた。

「指輪、つけてるんだね!」

里乃にびっくりして振り向く。

「え・・・あ、うん。
........悠がくれるはずだったの。」

「そう、なんだ、、、」

「気付いてくれてありがとう。じゃあね。」

「あ、うん。えと。あ!

誕生日、おめでとう!」
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