【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
「今日は、楽しかったです。」
結花は、みんなに言った。
「結花、また会社で。」
奈々も結花に言った。
「奈々、ホントうらやましい。じゃあ、またね。」
「結花、大丈夫?タクシー拾ってくるよ。」
アレックスはそう言うと、タクシーを止めに行った。

そんな様子を奈々は微笑んで見ていた。
アレックスはあと、5日で帰ってしまう。
(― もう少し早く結花に紹介すればよかったな…。)


「じゃあ、俺もいくよ。またね、奈々ちゃん。」
「はい、晃さん、ありがとうございました。絢ちゃん待ってますよね?お礼言っておいてください。」
「わかった。また、絢にも連絡してやって。」
「はい!おやすみなさい。」
奈々は、笑顔で見送った。
「おやすみ。湊もな。」
「おう。また、明日。」

「ねえ、湊、アレックス結花送っていったみたいだね。帰ってこない。」
「マジか?まあ、大人だし…。」
湊と奈々は二人で顔を見合わせた。
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