【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
「奈々、もう遅いし、泊まって行けば。」
「そうだね。そうしようかな。」
二人で、ビルの中に戻ろうとすると、前から、仕事帰りだろう、マネージャーの藤堂が来るのが見えた。

藤堂とは、以前、「俺にしたら?」と言われて以来、その話はしていなかった。
奈々は、何か言うべきかわからずにいた。
(- 藤堂は、何も言わないかもしれない。)
そう思った。

奈々は、挨拶はしないと、と思い、
「お疲れさまでした。」
と言った。
「お疲れ様。水澤。」
藤堂は、そういうと、湊を見た。そして
「こんばんは。」
と笑顔でいった。
「藤堂さん、こんばんは。」
湊も言った。

< 11 / 28 >

この作品をシェア

pagetop