【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
19:50
「奈々、お待たせ!」
仕事が終わった結花がやってきた。
1Fエントランスロビーで奈々は待っていた。
「お疲れ、結花。」
「あれ?カレシは?」
きょろきょろしながら、結花は聞いた。
「友達、迎えに行った。」
「そっか、あと、2人来るって行ってたっけ。」
「うん。」

「どこのお店行くの?」
「上のラウンジでいい?前、結花が行きたいって言ったのを、彼に話したことはあったから、そこ行こうか?って」
結花は目を輝かせて、
「ホント!VIPラウンジ?もっとかわいい服着てくるんだった。」
と笑った。
「でも、VIPラウンジ入れるって、結局、彼なにしてる人だったけ?」
「あー、結局、この中の会社の社長…。」
結花は、奈々を見て
「はっ?!なんでそんなことに…海でナンパされた人は、実は王子様ってパターン!?」
「あたしも、あの日合コン行かず、奈々と海行くんだった!」
と結花は笑った。

「そろそろ時間だね、行こっか。」
「なんか、緊張する…。」
専用エレベーターで53Fへ上がる。
落ち着いた、入り口を抜け、照明の落ちたラウンジへ足を踏み入れた。
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