【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
「いらっしゃいませ。」
落ち着いた、声で迎えられた。
「樋口さんと、待ち合わせです。」
「はい、樋口様ですね。ご案内致します。」
丁寧にお辞儀をした、その人の後を付いていく。
窓際の、夜景が綺麗に見える、ソファー席に湊たちはいた。
「奈々。」
湊は気づいて、奈々を呼んだ。
湊は立ち上がると、結花に向かって
「お会いするのは2回目ですが、樋口湊です。」
と名前を名乗った。
「では、もう一度、水谷結花です。」
結花もにこっと微笑んだ。
「座って。」
と促されて、結花と並んで座った。
「何飲む?前菜とかは頼んだけど。」
と湊は続けた。
「うーん、スパークリングワインで。結花は?」
「あたしも同じで。」
と、オーダーした。
「結花ちゃん、紹介するね、俺の友人、晃とアレックス。」
晃は、
「初めまして。」
と、にこっと天使の微笑みをした。
「ユカ?初めまして、かわいい人。」
アレックスは日本語で挨拶をした。
結花は、その様子に、笑い出した。
「アレックスさんて、面白いですね。」
奈々は、驚いて、
「アレックス、日本語上手くなったね!」
「おーそうでしょ!ナナ、ながいあいだ日本にいたからね。」
飲み物が運ばれてきて、5人は乾杯をした。
「あの、ひょっとして、樋口さんと、晃さんて、アーサーディレクションの社長さんと、副社長さんですか?」
結花は、晃を見て気づいたようだった。
「そうだよ。あっ、俺今日休みだから、こんな感じ。」
と湊は笑った。
湊は、髪型も、メガネもなく、仕事の時とは全然違っている。
「奈々が、気づかないはずだ。」
結花は笑いながら言った。
「それにしても、まさか、ロビーでこっそり見てた人と、飲める日が来るなんて、嬉しい。」
結花は素直に笑った。
「結花、ホントにかわいい人だね、そして素直な人。」
アレックスは、英語で晃に話した。
「そうだな。」
晃も答えた。
「ホントですか?そういってもらえると、嬉しいです。」
結花も、アレックスに英語で答えた。
「結花も英語大丈夫なんだ?」
「アレックス、結花もあたしと同じホテルのフロントだよ。英語で大丈夫。」
奈々は、笑って答えた。
「アレックスさん、お泊りになってるときに、何度かお電話でお話してますよ。私。」
「え?ほんとに?」
何やら、結花とアレックスの話が盛り上がりだしたので、そっと奈々は湊と晃の方を向いた。
落ち着いた、声で迎えられた。
「樋口さんと、待ち合わせです。」
「はい、樋口様ですね。ご案内致します。」
丁寧にお辞儀をした、その人の後を付いていく。
窓際の、夜景が綺麗に見える、ソファー席に湊たちはいた。
「奈々。」
湊は気づいて、奈々を呼んだ。
湊は立ち上がると、結花に向かって
「お会いするのは2回目ですが、樋口湊です。」
と名前を名乗った。
「では、もう一度、水谷結花です。」
結花もにこっと微笑んだ。
「座って。」
と促されて、結花と並んで座った。
「何飲む?前菜とかは頼んだけど。」
と湊は続けた。
「うーん、スパークリングワインで。結花は?」
「あたしも同じで。」
と、オーダーした。
「結花ちゃん、紹介するね、俺の友人、晃とアレックス。」
晃は、
「初めまして。」
と、にこっと天使の微笑みをした。
「ユカ?初めまして、かわいい人。」
アレックスは日本語で挨拶をした。
結花は、その様子に、笑い出した。
「アレックスさんて、面白いですね。」
奈々は、驚いて、
「アレックス、日本語上手くなったね!」
「おーそうでしょ!ナナ、ながいあいだ日本にいたからね。」
飲み物が運ばれてきて、5人は乾杯をした。
「あの、ひょっとして、樋口さんと、晃さんて、アーサーディレクションの社長さんと、副社長さんですか?」
結花は、晃を見て気づいたようだった。
「そうだよ。あっ、俺今日休みだから、こんな感じ。」
と湊は笑った。
湊は、髪型も、メガネもなく、仕事の時とは全然違っている。
「奈々が、気づかないはずだ。」
結花は笑いながら言った。
「それにしても、まさか、ロビーでこっそり見てた人と、飲める日が来るなんて、嬉しい。」
結花は素直に笑った。
「結花、ホントにかわいい人だね、そして素直な人。」
アレックスは、英語で晃に話した。
「そうだな。」
晃も答えた。
「ホントですか?そういってもらえると、嬉しいです。」
結花も、アレックスに英語で答えた。
「結花も英語大丈夫なんだ?」
「アレックス、結花もあたしと同じホテルのフロントだよ。英語で大丈夫。」
奈々は、笑って答えた。
「アレックスさん、お泊りになってるときに、何度かお電話でお話してますよ。私。」
「え?ほんとに?」
何やら、結花とアレックスの話が盛り上がりだしたので、そっと奈々は湊と晃の方を向いた。