【番外編】社長とTOKYOに恋してる!2人のその後のストーリー
「晃さん、お礼もきちんと言えてなくてすみませんでした。いろいろ、ありがとうございました。」
「俺は、何もしてないから。上手くいってよかったよ。ホント。」
晃は、笑顔で言った。
「絢ちゃんにも、お礼言っておいてください。」
「わかったよ、絢香が会いたがってた。」
「ホントですか?私も会いたいです。」
「じゃあ、また、湊と一緒にうちにおいで。」
奈々は、
「ぜひ、行きたいです。ね、湊!」
と湊をみた。
「ああ、行こうか。」
湊も笑った。

「夜景を見ながら、美味しいお酒と、美味しい料理、サイコー」と結花は奈々に耳打ちした。
「ホントだね。」
「そして、3人ともイケメンすぎる。さっきからチラチラ見られてるもんね。ちょっと、優越感。」
小声で言うと、結花は笑った。

確かに、多少慣れたとはいえ、この視線は常に付きまとう。
「奈々、化粧室行ってくる。」
「うん。」
< 7 / 28 >

この作品をシェア

pagetop