Good-Bye my child
少し待ったあと、洸輝が現れた。
私はすごく緊張していた。
洸輝は、平気そうだった。
私の緊張を解してくれるかのように、手を握ってくれた。
「うぅ~緊張する。何話していいかわかんないよ。いっぱい話したいことあるから。」
「俺もだよ閃香、会えて嬉しい。」
「私も、嬉しい!ずっと会いたかったんだもん。この1ヶ月長かったよー。でも緊張するー」
「長ったねー、俺にまで緊張移りそうw」
やっと会えた喜びと、初めて対面する緊張と、いろんな気持ちが入り混じって心臓破裂しそうだった。
一緒に私が予約していたホテルに宿泊するのを予め決めていたので、とりあえず部屋に入った。
部屋に入って、洸輝に後ろから抱きしめられ、頭を撫でられながら2人でいろんなことを話していたら、いつの間にか緊張は解けていた。