Patient and Whitecoat.
ガラガガラ…



?『おっはよーっ!あやのん!』



扉を開けたと同時に朝から脳天気な声が聞こえたと思ったら親友の五十嵐香だった。



『んー。おはよー。』

『テンション低いねー!
 どうしたの!?
 さては意中の男子にフラれたなっ!?』

『いつもの事でしょうがよ。
 香がテンション高いだけなんだよ。』

『そ~だったね笑
 いやー晴れてる日は気持ちいいからつい…』



なんて日常通りの会話をして二人でトイレに向かった。



香トイレに入っている間に設置してある鏡を見るといつもより少し顔が赤い気がしたが、気のせいだと思ってスルーした。




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