純情オレンジ
「……あのさ、藍澤さん」
「あっはい!な、何?」
「……その」
長本さんが言いかけた瞬間
バターンッと開くドアに二人とも視線を変えた
「…あれっ、先生いない感じ?まじかー、下までプリント出さないといけないのー!はあ……あ、みかんと藍澤さん、二人で何してんのー?」
訪ねてきたのはプリントを持っていた松村さんだった
その場で私達は呆然
「余計な奴が来た……」
と呟く長本さん
余計な奴…とは…