純情オレンジ
「あー日誌かー、だるいよねー。まぁ宿題ほどだるいものは無いけど!ははっ」
「お、お疲れ様」
それは宿題のプリントだったのか
「絵理香、先生に用があるんだったら早く行きなよ」
「そうだけどー、うーん…別に今日中までに出せばいいしー、私も混ざっていーい?」
「へ?」
変な声が出てしまう
「どうせそれ職員室に持って行くんでしょー?私もこれ持っていかないといけないしちょうどいいじゃーん」
そう言いながら私の前の席に座る松村さん