純情オレンジ




なんとか離れてくれた絵理香ちゃん



そういえば、勉強するっていっても…




「私ってどこに座ればいいかな…?」




「…あ、そっか」




二人してハモって声を出した



まだ決めてなかったみたいだ



「凛花は私の隣ー!異論は認めん!」



手をビシッと挙げて言う絵理香ちゃん



言われるがまま移動しようとすると



「待って、藍澤さんは私の隣来なよ!」



長本さんに呼び止められる



これじゃあさすがに座れないな…




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