純情オレンジ




微笑ましく見ているとまたグイッと腕を引かれる



「凛花…近い…」



ムスッとした顔で言うみかんちゃん



可愛いって思ってしまう



「う、うん、ごめん。あ、それで勉強会どうしようか…」



「うーん、今日はもういいんじゃない?もうすぐ4時くるし…。もう帰る?」



そうしようか…ちょうどいい時間帯だし



「じゃあそうす…」



「あーー!!……ってあれ?夢ー?」



言葉を遮られ聞こえてきたのは絵理香ちゃんの叫び声だった




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