純情オレンジ
予想外の放課後
時間はもう放課後
帰る準備をしようと鞄の中を整理しようとしていると
「藍澤さん、ちょっといいかな?」
呼ばれていることに気付き、顔を上げる
クラスメイトの加藤さんが申し訳なさそうにこちらを見ていた
「ごめん、今日用事が入ってて…日誌やっといてくれないかなー?」
「あ、うんいいよ」
あっさり受け入れる私
「本当!ありがとー!じゃあよろしくねー!」
急いで教室を出て行く加藤さん
そんなに急ぐような用事だったのかな、と首を傾げる
ってそれより頼まれたんだ。こっちも急いで終わらせないと